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スズキ セニアカー ET4D・ET4DB 完全ガイド

スズキ セニアカー ET4D・ET4DB

ET4Dの型式・価格・装備・中古車選び

ET4Dは、長く販売され、改良を重ねてきた4輪セニアカーです。
現在の主要諸元上の型式はET4DBで、前方の障害物を検知して運転者へ警告し、距離が近づくと車両を減速させる「障害物検知サポート」などを備えています。中古市場には旧型ET4Dも多く、年式・型式によって装備が異なるため、購入時は車体番号と型式の確認が重要です。

現行型ET4DBの主な特徴

スズキ公式の主要諸元では、現行ET4Dの型式はET4DBです。2023年12月の改良で、障害物検知サポート・速度抑制機能付クラッチ・LEDヘッドライトが追加されました。ここでは各装備の役割を確認します。

障害物検知サポート

超音波を利用する障害物センサーで前方を検知。左右のウインカー、メーター表示、ブザー音で警告し、さらに距離が短くなると自動で減速します。

速度抑制機能付クラッチ

手押し操作中に速度が上がりすぎないよう、一定以上の速度を抑える機能です。車体を手で移動させる場面を補助します。

LEDヘッドライト

前方を照らすLEDヘッドライトを採用。電源スイッチの位置に応じて点灯・点滅し、周囲からの見えやすさにも配慮しています。後方点滅LEDランプも備えます。

シートと乗車姿勢

2023年12月の改良でシートとアームサポートのクッションを変更。現行装備表ではシートを前後30mm調整できます。乗車姿勢が合うかも確認しましょう。

ET4DBの障害物検知センサー

障害物検知サポートは、安全運転を補助し、衝突時の被害軽減を目的とした機能です。作動の流れは次のとおりです。

超音波センサーが
前方の障害物を検知
→
ウインカー・メーター表示・
ブザー音で警告
→
障害物との距離が
短くなると自動減速

ご注意:障害物検知サポートには検知・制動性能の限界があります。減速後もアクセルレバーを押し続けると、車両は停止せず低速で動き続けます。減速後は速やかにアクセルレバーから手を放して停止してください。機能に頼った運転はせず、周囲を確認して安全運転を行ってください。

細いポールやロープ、歩行者などの動くもの、縁石など高さの低い障害物は、検知できない場合があります。お客様自身で障害物へ接近する作動テストは行わず、確認は購入店へご相談ください。

ET4Dの新車価格

現行ET4D(型式ET4DB)のメーカー希望小売価格は、車体色によって次のように案内されています。

表は左右にスクロールしてご覧いただけます。

車体色メーカー希望小売価格
ペールイエロー418,000円
ペールブルー418,000円
メタリックレッド418,000円
ブリリアントホワイトパール433,000円

上記はスズキのメーカー希望小売価格です。メーカー希望小売価格は参考価格で、実際の価格は販売会社が独自に定めます。スズキ セニアカーは消費税のかからない非課税商品です。D-CARTの中古車価格とは異なります。

中古ET4Dは車両状態、年式、型式、走行距離などで価格が異なるため、販売中の各車両をご確認ください。

現行ET4DBの主な仕様

表は左右にスクロールしてご覧いただけます。

機種名/型式ET4D/ET4DB
最大寸法全長1,195mm × 全幅650mm × 全高1,145mm
本体重量68kg
総重量100kg(バッテリーを含む)
バッテリーシールドタイプ SC38-12(12V・35Ah)×2個
最高速度前進1~6km/h、後進1~2km/h
連続走行距離31km
使用者最大体重100kg(積載物を含む)
フロントバスケット25L(最大積載量5kgの範囲内)

連続走行距離はJIS T 9208:2016で定められた条件での値です。気象・路面状況などの使用環境や、急発進・ランプ使用などの運転方法によって異なります。諸元・装備は改良のため変更されることがあります。

ET4Dが改良を重ねてきた流れ

ET4Dは2003年5月の発売以来、長く販売され、改良を重ねてきたモデルです。ここでは世代の流れと主な装備の変更を紹介します。中古車を横並びで比較したい方は、スズキ総合ガイドのET4D世代別早見表もご覧ください。

以下の年月はモデルの発売・改良時期です。個々の車両の年式とは区別し、型式全体と実際の装備を確認してください。「初期」「中期」は流れを説明するための区分です。

  1. 初期|ET4D

    2003年5月に発売。中古車では型式・年式と車両状態を確認します。

  2. 中期|2型・3型・4型・6型

    2型:2004年6月、3型:2006年4月、4型:2007年6月、6型:2010年4月に改良。3型では車体色が追加され、6型は2011年3月にも色が変更されました。

    4型の主な改良を見る
  3. 7型|ET4D7

    2014年2月。傾斜お知らせ・音声案内などを追加。

    操作・表示の変更を見る
  4. 8型|ET4D8

    2017年10月。前進最高速度の設定範囲を変更。

    速度設定の変更を見る
  5. 9型|ET4D9

    2019年8月。最大寸法の全高を変更。

    寸法の確認ポイントを見る
  6. A型|ET4DA

    2023年2月。新色とサブホイールプレートを追加。

    A型の変更を見る
  7. B型|ET4DB

    2023年12月。障害物検知サポートなどを追加。

    B型の装備を詳しく見る

世代・時期はスズキ公式沿革で確認できる区分を掲載しています。

4型|2007年6月:駆動系と手押し操作の改良

ブラシレスモーターを採用して効率を改善し、連続走行距離を伸ばしました。ホイールキャップが不要な一体成型ホイールも採用しています。

シート背面には手押し操作に使うレバー式クラッチを採用。車体側面の大型反射板は曲線のデザインへ変更されました。中古車では走行・充電の状態、クラッチや車体まわりの状態を確認しましょう。

7型|2014年2月:音声と表示で操作を案内

車両の前後左右の傾きを表示灯・ブザー・音声で知らせる「傾斜お知らせ機能」と、右左折・後進、バッテリー残量や異常などを知らせる音声案内を採用しました。

充電案内・定期点検の表示灯と、リセットスイッチ付きトリップメーターも追加。25Lの大型バスケットと車体前部を一体化し、ひざまわりにゆとりを持たせる形状へ変更されています。購入時は表示・音声の動作や、掲載された走行距離の内容を確認してください。

8型|2017年10月:前進最高速度を1~6km/hに設定可能

前進時の最高速度を1~6km/hの範囲に設定できるよう変更されました。これはダイヤルで設定する最高速度の範囲です。

中古車を比較するときは「ET4D8」という型式と、実車の設定範囲・操作方法を確認してください。速度設定だけで車両全体の状態は判断できません。

9型|2019年8月:最大寸法の全高を変更

スズキ公式沿革では、最大全高が1,085mmから1,145mmへ変更されたと案内されています。保管場所や通路に収まるか、ミラーを含めた実車寸法を確認しましょう。

寸法は測定方法でも値が異なります。現行ET4DBの公式諸元では、最大寸法の全高は1,145mm、JIS試験方式では1,110mmです。比較する際は「最大寸法」か「JIS試験方式」かも合わせて確認してください。

A型/ET4DA|2023年2月:色と装備の追加

ブリリアントホワイトパールの車体色とサブホイールプレートが追加されました。サブホイールプレートは現行ET4DBの装備表にも掲載されています。

色や一つの装備だけで世代を決めず、型式全体をご確認ください。障害物検知サポート・速度抑制機能付クラッチ・LEDヘッドライトの追加は、次のB型の改良です。

B型/ET4DB|2023年12月:支援装備とシートの改良

2023年12月22日に発売。障害物検知サポート・速度抑制機能付クラッチ・LEDヘッドライトを追加し、シートとアームサポートのクッションも改良されました。

それぞれの役割は、上のET4DBの装備解説と障害物検知サポートの説明をご覧ください。支援機能の使い方や作動条件も確認しましょう。

写真で見る車体・充電・表示の例

掲載写真の年式・型式は特定していません。車両・装備の例としてご覧ください。形状や仕様は世代によって異なります。

ET4Dの車体の外観例
車体の外観例

車体と乗り降り

車体やシートの形状は、年式・型式によって異なります。購入時は寸法だけでなく、使う方の乗り降りや乗車姿勢に合うかもご確認ください。

ET4Dの充電コードを引き出す様子
充電コードの使用例

自動巻き取り式充電コード

家庭用100Vコンセントへ充電コードを差し込んで充電します。写真は車体からコードを引き出している様子です。中古車ではコードや巻き取りの状態も確認しましょう。

ET4Dのバッテリー残量などを示す表示パネルの例
表示パネルの例

充電・バッテリー残量表示

写真はバッテリー残量などを示すパネルです。表示内容や操作部の形状は年式・型式によって異なるため、実車で確認してください。

現行ET4DBは、ハンドル中央のダイヤルで前進時の最高速度を1~6km/hに設定できます。旧型は型式によって設定範囲が異なります。8型の速度設定変更もご確認ください。

新車ET4DBと中古ET4Dの比較

表は左右にスクロールしてご覧いただけます。

比較項目新車ET4DB中古ET4D
仕様現行仕様年式・型式によって異なる
安全装備障害物検知サポートなど現行装備型式・車両ごとの装備確認が必要
価格メーカー希望小売価格あり車両ごとに異なる
選ぶ際の要点仕様と販売会社の価格を確認型式、走行距離、消耗部品、車両状態を確認

中古ET4Dを選ぶときに確認したいこと

中古ET4Dは、新しい型という理由だけで決めず、1台ごとの状態を比較しましょう。年式・型式・走行距離に加え、バッテリー・タイヤ・車体状態・保証を総合して選ぶことが大切です。

  • 何型か・年式
    型式全体と実際の装備を確認
  • 走行距離
    掲載値を車両ごとに確認
  • バッテリー状態
    交換歴や状態を確認
  • タイヤ残量
    前後タイヤの状態を確認
  • 下回り
    腐食や損傷の状態を確認
  • 傷・割れ
    外装写真と説明を確認
  • 充電器・充電コード
    仕様と動作を確認
  • センサー装備
    型式・装備有無・点検状況を販売店へ確認
  • 動作確認
    走行・停止・表示・灯火類を確認
  • 保証
    対象範囲と条件を確認
  • 購入後の修理体制
    対応可否を事前に確認

商品ページで車両ごとの情報を確認

D-CARTの商品ページには年式・走行距離・参考程度、写真や車体状態の説明、仕様・装備などが掲載されています。商品名に「ET4DB-1」などの呼称が記載されている車両もあります。

型式は商品名の数字だけで決めず、年式・型式全体・車体番号等を確認してください。分からない項目や保証の範囲は、商品番号を添えて購入前にお問い合わせください。

バッテリー検査・タイヤ状態について詳しく見る

現在販売中のET4Dを見る

販売中のET4Dは、年式・走行距離・車両状態などを確認して比較できます。在庫は随時変わるため、最新の商品一覧をご覧ください。

ET4D・ET4DBのよくある質問

ET4DとET4DBの違いは何ですか?
ET4Dは機種名で、スズキ公式の現行主要諸元に記載された型式がET4DBです。中古のET4Dには複数の世代があり、年式・型式によって装備が異なります。
ET4DBには障害物センサーがありますか?
はい。現行ET4DBには、超音波で前方の障害物を検知して警告し、距離が短くなると減速する障害物検知サポートがあります。ただし、必ず検知・停止する機能ではありません。
ET4Dの新車価格はいくらですか?
メーカー希望小売価格は3色が418,000円、ブリリアントホワイトパールが433,000円です。参考価格であり、実際の価格は販売会社が独自に定めます。スズキ セニアカーは非課税商品です。
ET4Dの走行距離はどのくらいですか?
現行ET4DBの連続走行距離は、JIS T 9208:2016の条件で31kmです。実際の距離は気象・路面状況や運転方法によって異なります。旧型は型式により仕様が異なります。
中古ET4Dでは何を確認すればよいですか?
型式・年式・走行距離に加え、バッテリー、タイヤ、下回り、外装、充電コード、装備、動作、保証条件、購入後の修理体制を確認してください。
ET4Dのバッテリーは交換できますか?
バッテリーは交換部品です。適合するバッテリーや交換方法は型式によって確認が必要なため、車体番号を確認のうえ販売店へご相談ください。
古いET4Dでも修理できますか?
型式、故障箇所、部品の供給状況などによって対応可否が異なります。車体番号と症状を確認のうえ、D-CARTへお問い合わせください。

主な参考資料

年代・世代区分・変更点は、以下のスズキ公式資料を参照しています。

  • 電話で問い合わせる
  • メールフォームで問い合わせる

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